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新しい、うつ病の治療薬が
登場しました!

新しい、うつ病の治療薬が登場しました。

これまでのうつ病の治療薬

今まで、うつ病で使用される、抗うつ薬は主に、下記の3種類でした。

これらは主に、セロトニンとノルアドレナリンに作用することで、抗うつ作用を発揮します。

新しく登場した
うつ病の治療薬

そして、新しく登場した薬は、
セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節剤(一般名:ボルチオキセチン、商品名:トリンテリックス)です。

これは再取り込み阻害作用と受容体作用を持ち、今までと異なる機序をもつ薬です。

セロトニン再取り込み阻害作用に加え、セロトニン受容体調節作用を持つ新規作用機序の抗うつ薬です。

セロトニントランスポーター阻害作用に加え、セロトニン1A,1B、1D,3、7受容体への作用を有します。

セロトニン1A受容体にはアゴニスト作用(刺激作用)、1A受容体には部分アンタゴニスト作用(阻害作用)、1D,3,7受容体にはアンタゴニスト作用(阻害作用)として働きます。

その結果、セロトニン濃度の上昇だけでなく、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミン、アセチルコリン、ヒスタミンの遊離を促進します。

それぞれ期待できる作用

何やら、難しい話をしてしまいましたが、結果として以下の効果が想定されています。

作用点 うつ症状に関連する想定される主な作用
セロトニン再取り込み阻害作用 抑うつ症状への作用
不安症状への作用
セロトニン1A受容体刺激作用 抑うつ症状への作用
不安症状への作用
性機能障害リスク減少の可能性
セロトニン3受容体遮断作用 抑うつ症状への作用の可能性
不安症状への作用
記憶と学習への作用の可能性
セロトニン7受容体遮断作用 記憶と学習への作用の可能性

このような、新しい作用機序の治療薬を適切に使用し、うつ病で悩んでいる患者さんを一人でも多いく治療するのが我々医師の使命と思っております。

このお薬に興味がある患者さんは、お気軽にご相談下さい。

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日比谷 有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニック院長による、心因性うつ病コラム