日比谷 有楽町の心療内科・精神科|パークサイド日比谷クリニック

日比谷 有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニック

日比谷 有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニックのコンテンツメニュー

テレワーク後
「会社に行くのが
億劫な人たち」

2020/6/1

緊急事態宣言が解除され、テレワークから徐々に出社へ移行する企業が増えてきています。

テレワークを快適に感じていた人にとっては、嫌な環境変化です。

確かに、「またあの満員電車に乗るのかぁ」、「またあの上司と会わなきゃいけないのか」と嫌になるのは当然の心理です。

では、なぜ嫌に
感じるのでしょうか?

答えは「基準」です。

基準の力:いじめ解決

ここで一つ小話をしましょう。

アメリカでの話ですが、どうしてもいじめがなくならない学校がありました。

教師や親が、どんなに叱ったり罰を与えようが、一向にいじめが減りませんでした。

困り果てた学校側は、ある精神科医に相談をしました。

その精神科医は、ビックリするようなことを、いじめている子供たちに話しだしました。

いじめたら得をする?

「いじめたら、もれなく1ドルあげるよ」

もちろん、いじめている子供はラッキーと思い、いじめの頻度は増えました。

一週間後に、その精神科医は次の事をいじめている子供に言いました。

「今週から、いじめたら、50セントあげるよ」

そうすると、いじめは何故か減っていきました。

2週間後に、その精神科医は次の事をいじめている子供に言いました。

「今日から、いじめてもお金はあげないよ」

すると、なんといじめはなくなりました。

これが、基準の力です。
基準は、良くも悪くも力を持っています。

いじめると損をすると考えるように

最初は、お金をもらわずともいじめをしていたのですが、一度1ドルもらえるという基準が出来るとそれが当たり前となってしまいます。

50セントに減ると、50セントもらえているのに、50セント損をしたと考えるようになるのです。

さらに、お金をもらえないとなると、なんと1ドルも損をしたと・・・・。面白いですよね。

それまでは、ただでいじめていた子供が、いじめたら損をするからいじめても意味がないと考え始めたのです。

テレワーク期間中に変化していた基準

これって、テレワーク後、「会社に行くのが億劫な人たち」にも、同様の心理が働いている可能性がありますよね。

テレワーク前は、毎日満員電車で通勤し、上司にあっていたのにも関わらず、テレワークに移行し、自宅で一人で仕事をするようになり、長期化すると、それが基準となってしまいます。

そして、その基準から元の基準に戻ると、損をしている気持ちになります。実は、損はしていません。もちろん、得もしていません。

基準を捨ててしまおう

億劫になり嫌な気持ちになるくらいなら、基準を取っ払っちゃいましょう。

私が、メンタルが柔軟で強い人と思う人に松井秀喜さんがいます。(私も同じ、ヒデキなので勝手に好きになっていますが・・・・)

松井秀喜さんの名言

「たとえ良い打撃をしても、その感覚を次の打席も続けようとは思いません。良かったことを忘れることも大切なんです。」

しびれる一言ですねぇ。

皆さんも、まずは、過去の基準を取っ払って、今、この瞬間で生きてみましょう。

ニュートラルな気持ちで、満員電車に乗っちゃいましょう。上司に会っちゃいましょう。

同じく私が、究極の行動療法家と勝手に崇めているジャニー喜多川さんも言っているじゃないですか。

「You、やっちゃいなよ」

私はやっちゃいます。

※本掲載内容を許可なく転載することを禁じます

日比谷 有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニックトップページへ 

このページの先頭へ戻る

日比谷 有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニックの情報がドクターズファイルでも掲載されています