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非定型うつ病

非定型うつ病は20代~30代の女性に特に多いです。

これは、従来の定型うつ病(メランコリー型うつ病)と様々な点で異なっています。

非定型うつ病の診断基準(DSM-Ⅳ)

  • A:気分の反応性(現実に起きている、または起きる可能性のある楽しい出来事に反応して気分が明るくなる)
  • B:次の特徴のうち2つ(またはそれ以上):
    (1)明らかな体重増加または食欲の増加
    (2)過眠
    (3)鉛様の麻痺(すなわち、手や足の重い、身体が鉛のように重い感覚)
    (4)長期間にわたる、対人関係の拒絶に敏感であるという様式(気分障害のエピソードの間だけに限定されるものではない)で、著しい社会的または職業的障害を引き起こしている。
  • C:同一エピソード(うつ病である期間)の間にメランコリー型の特徴を伴うもの、また、緊張病性の特徴を伴うものの基準を満たさない。

非定型うつ病の特徴

気分反応性

非定型うつ病の最大の特徴は、診断基準Aにある「気分反応性」です。

これはわかりやすくいえば、日常の出来事で気分が浮き沈みすることです。

自分の都合の良いことに対しては気分が明るくなり行動的になれますが、都合の悪いことに対してはひどく落ち込み、やる気もおきなくなります。

従来の定型うつ病では、全てのことにやる気が起こらず悲観的となり、なにか良いことが起こった場合でも、一時的にでさえ、より良い気分になれません。

例:宝くじが10万円当たったとしたら、それぞれの反応は?
定型うつ病の方
定型うつ病であれば、「あぁ~、なんで宝くじなんて当たったんだろう。そのせいで、今後もっと悪いことが降りかかってくるかもしれない。宝くじなんて当たらなければ良かった。」と悲観的になり落ち込んでしまいます。
非定型うつ病の方
しかし、非定型うつ病では、「宝くじが当たった。最近悪いことが続いていたけどラッキー。食事にでも行こうかなぁ。」と気分が晴れます。
逆に、友人に批判されたり、本人にとって好ましくないことが生じると「もう駄目だ。悲しくて億劫だ。体もだるくて動かない」と激しく落ち込んでしまったり、自己嫌悪となり本人も非常に苦痛を感じるようになります。
そうしてその落ち込みは、周りから見ても尋常ではないほどの落ち込みとなってしまいます。

過眠

他の症状として私が臨床の場で多く感じるのが、過眠です。

これは診断基準Bにあるのですが、とにかく朝が起きられなくなります。

そして、それだけ寝たにもかかわらず午後に起きたとしても非常に体がだるく、布団からなかなか出られません(鉛様の麻痺:体が鉛のように重く感じる)。

それから夕方にやっと起きだして、自己嫌悪に陥り、自分を責めて過食や自傷行為などをおこしたりしてしまいます。

夜になると、不安などが生じ、その不安を紛らわせるために、アルコールに走ったり、他人に極端に依存するようになります。

そして、その依存相手から批判などされるとさらに気分を落としてしまい、また過眠、過食という悪循環を起こすこともあります。

感情の過敏性

加えて、感情も過敏になる傾向があります。

些細なことに対しても、ものすごく怒りやすくなってしまったり、非難的になってしまいます。

そして、そうなった自分に対しても非難的となり自責の念が強くなり逆に落ち込んだりします。

その結果、仕事にいけなくなったり、友人関係や家事、家庭関係も上手くいかなくなり、日常生活に大きな影響を及ぼし、長引くと引きこもりになってしまいます。

治療

この非定型うつ病は、定型うつ病と比べ、薬物療法だけでよくならない例も多いです。

もちろん症状にあわせて薬物療法も必要ですが、今自分に起こっている出来事、ストレスに対する見方、捉え方を変えていく必要もあります。

非定型うつ病の患者さんは対人関係ストレスなどに対して、過敏で悩みやすいという性質があります。

これは、ものの見方が偏って起こることが多いです。この偏った捉え方やネガティブに考えてしまう思考のクセを、認知行動療法などで修正することも非常に効果的です。

自分の考え方のクセを変えなくてはならないのではなく、まずは変えてみようと思うだけでも十分です。

自分が変わることの敷居を出来るだけ下げてチャレンジしてみることからはじめましょう。

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