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コロナ後遺症と過覚醒

2022/8/22

最近、都内を含め、全国的にコロナ感染が爆発的に広がっていますね。幸いなことに軽症例は殆どであることが救いですが。

コロナ感染後症状として、海外ではpost COVID-19 conditions,long COVIDと呼ばれているそうです。代表的な症状として

全身症状:倦怠感、疼痛など
呼吸器症状:咳、痰、息切れなど
その他の身体症状:嗅覚障害、味覚障害

そして、精神症状としては、記憶障害、不眠、不安、抑うつなどがあげられています。

コロナ診断後、精神症状の発生率トップ3は、

  • 全般性不安障害:29.6%
  • 睡眠障害:27.0%
  • うつ病:20.4%

となり、コロナ感染者の約3人に1人が全般性不安障害、約4人に1人が睡眠障害、約5人に1人がうつ病になってしまう結果となりました。

これってかなり多い確率ですよね。

日本でも厚生労働省が実施した調査で、コロナに長期罹患後の症状として、

  • 疲労感・倦怠感
  • 息苦しさ
  • 筋力低下
  • 睡眠障害
  • 思考力・集中力低下

を認めたとの事です。

そして、遷延する症状が一つでもあれば、不安や抑うつ、COVID-19に対する恐怖が強まり、睡眠障害を自覚する傾向が強まったそうです。

病態機序として、脳の炎症が考えられており、COVID-19は、アンギオテンシン変換酵素2受容体を介して侵入し内皮細胞に損傷を与えて炎症を引き起こすが、全身性の炎症はモノアミンや栄養因子の減少およびミクログリアの活性化をもたらし、グルタミン酸やNMDAの増加や興奮毒性を引き起こすことで神経炎症が惹起され精神・神経症状を引きおこると考えられています。

・・・・・・・・・、う~ん、書いていて、わかったようで、わからないようで、わかったふりをして、実はわかっていない感満載な私がいます。

で、ここからは私見です。

コロナ後遺症としての、易疲労感・倦怠感、不安、睡眠障害、うつ症状って、ザッツ過覚醒(「ストレスと過覚醒」、「慢性疲労症候群」のコラム参照)じゃないかと考えています。

コロナ感染で、我々人類が初めてCOVID-19という未知なるもの遭遇し、「誰こいつ?」、「よくわかんないけど、やばい奴だね」、「やべ、構えないと(防衛しないと)やられちゃうんじゃねぇ」って流れで、当然反応性に交感神経が優位に高まります。

さらに、それが長期罹患になると、交感神経が持続的に刺激され過覚醒状態になりますよね。

で、免疫という自衛隊さんが頑張って戦ってくれて、見事、よくわかんなんけどやばい奴(COVID-19)を撃破、つまり、感染(戦い)は終息したにも関わらず、交感神経がうっかり、勘違いの頑張りをし続けることで、易疲労感・倦怠感、不安、睡眠障害、うつ症状に繋がっているのではと、私は考えています(「ストレスと過覚醒」、「慢性疲労症候群」のコラム参照)

という事は、コロナ後遺症治療として、過覚醒にアプローチする事は効果的ではないかと考えており、今後治療に活かそうと思っています。

戦いが終わったにもかかわらず、勘違いで頑張っている交感神経くんに対して、「ねぇねぇ、うっかりだけど、もう戦い終わっちゃってんだよね」、「このままだと、令和の小野田少尉・横井軍曹って呼ばれちゃうよ」と交感神経くんのプライドを傷つけることなく、優しく治療しようと日々目論んでいます。

追伸:この場を借りて、日々、国土を守っていただいている、自衛隊、海上保安庁の方々に感謝感謝です。

※本掲載内容を許可なく転載することを禁じます

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